何年経っても優秀な人は優秀で、そうでない人は何年経っても優秀になっていないので、評価をする意味がなくなってしまいます。
評価制度は、社員を育てるために行うことが大切です。社員を育てるために、優秀な社員が実行していることや社長が社員にやってもらいたいことを評価項目(評価の着眼点)とします。例えば、「 明日使う道具と材料を前の日にトラックに積んでおくこと。」です。 また、「 他の社員に教えること 」を評価します。
優秀な社員は自分で伸びますし、2割しかいません。一方、大多数を占める普通の社員と優秀とは言えない社員は8割を占めます。これら大多数の社員の能力向上を図ることが、結果的に会社のレベルを大きく上げることにつながります。